飲み頃熟成ボルドー

長い歴史と伝統があり、世界最高峰のワイン産地と称されるフランス・ボルドー。

ボルドーは左岸と右岸に分けることができ、左岸のメドック地区はカベルネ・ソーヴィニヨン主体、右岸のサンテミリオンやポムロールはメルロー主体のワインが多く造られます。カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどの品種は、皮が厚くタンニンが豊富です。酸やアルコールのバランスによっても変わってくるため一概には言えませんが、タンニンの量が豊富な場合は長期熟成に向いています。

赤ワインの場合、熟成が進むとタンニンはまろやかになり、ドライフルーツやキノコ、腐葉土、なめし革のような香りが現れ、複雑で深みのある味わいへと変わっていきます。

ご自宅でワインを熟成させる場合は、温度、湿度、光、振動などワインを保管する環境を整える必要があり、さらに、飲み頃を見極めるのは難しいものです。そこで、ワインにとって理想の環境で保管されているワインの中から、9年以上の熟成を経たボルドー赤ワインを厳選。今飲み頃のボルドー赤ワインをぜひお楽しみください。