生産者情報
カーサ・ヴィニコラ・ニコレッロ
先祖代々ブドウ栽培農家であったカゼッタ家。1900年初頭、ランゲとロエロの丘陵にワイナリーを設立し、自社での瓶詰をはじめました。ニコレッロのオーナー、カゼッタ氏はこの地の気候・土壌・ブドウを熟知しており、伝統的手法で熟成。飲み頃となったネッビオーロの美しさを表現しています。
生産地
ピエモンテ
「山のふもと」を意味するピエモンテ。その名の通り、アルプス山脈の南側に広がっているワイン産地はフランスに近いことや歴史的背景の影響をうけ、食文化やワインにもフランスの影響が色濃く見られます。ブルゴーニュ地方のように1つのブドウでワインを造ること、また、イタリアには珍しく単一畑でワインを造る文化が根付いている産地です。トスカーナと並ぶイタリアの銘醸ワイン産地で、特にネッビオーロから造られるバローロ、バルバレスコなどの赤ワインが有名です。
生産地情報
| 原産国 | イタリア |
|---|---|
| 地方名 | ピエモンテ |
| 品質分類・原産地呼称 | ネッビオーロ・ダルバD.O.C. |
商品情報
| 色 | 赤 |
|---|---|
| 種類 | スティルワイン |
| 味わい | フルボディ |
| 品種 | ネッビオーロ 100% |
| アルコール度数 | 13.5% |
| 飲み頃温度 | 16℃ |
その他
| ビオ情報・認証機関 | サステナブル (green experience) |
|---|---|
| 醗酵 | ステンレスタンク(25-28度)/主醗酵後、マロラクティック醗酵 |
| 熟成 | オーク樽(ハンガリー産7,500L)30カ月/ステンレスタンク(10,000L)72カ月/瓶6カ月 |
| 土壌 | 石灰質の泥灰土を含む黄色い砂質土壌 |
- 品番:
- 622168












優雅に香る熟成ネッビオーロ
イタリア・ピエモンテ州、ランゲとロエロの丘陵地に根差し、1900年代初頭からワイン造りに取り組んできた「ニコレッロ」。オーナーのエルネスト・カゼッタ氏は、先祖代々ブドウ栽培を営む家系に生まれ、土地の気候や土壌、ブドウの特性を深く理解しています。
その信念は「ワインは熟成を経てこそ美しさを増す」というもの。彼は自らが納得したワインだけを時間をかけて蔵で熟成させ、飲み頃を見極めてからリリースします。高品質でありながら手頃な価格で提供されるそのワインは、多くの愛好家に支持され続けています。
そんなニコレッロが造るこのワインは、ややオレンジがかった淡いガーネット色がグラスに上品な輝きを放つエレガントな赤。ラズベリーやブラックベリーの果実の香りに、スミレやバラのような花の香りが重なり、さらにほんのりとスパイスのニュアンスが漂います。味わいは豊かでありながらも非常にエレガント。滑らかな飲み心地とともに、長く続く余韻が心に残ります。この価格帯では驚くほどのクオリティを備えた、コストパフォーマンスの高い一本です。