グレッツァー・ディクソン
豪州のクールクライメイト時代の到来を告げたタスマニアの至宝
名門一家から誕生したタスマニアで最も革新的なワイナリー
クールクライメイトの夜明けを告げたタスマニアのレジェンド
当時は世界的にパーカーポイントを競う全盛期、濃くて重厚感のあるワインが重視されていた時代で、「タスマニアのシラーズ」は全く注目されていませんでした。そこで冷涼でエレガントなシラーズが受賞したことは、現在に至るまでオーストラリアワイン業界の指針になる出来事となりました。
同年、「ヤング・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれます。2019年のWSET(ロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関)主催のコンペティションで「将来を担う醸造家50人」に選出されるなど、まさにタスマニアを世界的なワイン産地へと押し上げた存在となりました
タスマニアの気候と品種の特徴を活かしたワイン造り
グレッツァー家を語る上で欠かせない「シラーズ」は5月中旬の収穫とオーストラリアの中でも最も遅い時期に収穫されます。冷涼な気候で育ったシラーズはフランスの北ローヌにも通じる白コショウのニュアンスが感じられ、グレッツァー家のシラーズの新たな一面を楽しむことが出来ます。
リースリングではオーストラリアの伝統的な糖度やブドウの風味に基づいて収穫のタイミングを決定するのではなく、ドイツのファルツ地方の経験を活かして、酸の含有量やフェノールの構造に基づいて収穫日を選択しています。
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