シャンパーニュ・ランソン

ヴィクトリア女王も愛した、歴史あるシャンパーニュメゾン

1760年にランスで創業したランソンは、シャンパーニュで最も歴史のあるメゾンのひとつ。創業以来ランソンは家族経営を軸とし、ブランドの価値を守り続けてきました。1937年には、ヴィクトール・ランソンがランソンの代名詞ともいえる”ランソン・ブラックラベル・ブリュット（現在のランソン・ブラック・クリエイション）”を生み出します。その名は、ランソンの自由な精神を象徴し命名されました。

1900年にはヴィクトリア女王より、シャンパーニュ・メゾンとしては初めて英国王室御用達の栄誉aを授与され、120年以上その称号を守り続けました。 英国王室に愛され続けた唯一無二のシャンパーニュです。（英国王室御用達のリストは毎年更新されます。）

ウィンブルドン・テニストーナメントはイギリス、ロンドンで開催されるテニスの4代大会の一つとして世界中に知られています。ランソンは1977年以降、ウィンブルドン・トーナメントのオフィシャルシャンパーニュとして30年以上親しまれています。

シャンパ―ニュでは、ブドウの酸を和らげ飲みやすくするためにマロラクティック醗酵が行われますが、ランソンでは殆ど行われません。(ノン・ヴィンテージ・シャンパーニュで最大25％/ヴィンテージ・シャンパ―ニュは0%) この「ノン・マロラクティック製法」が、フレッシュさとピュアな果実味が際立つ、ドライなスタイルを生み出します。他のシャンパーニュとは異なる、ランソンの独特の非常にユニークなスタイルで、綺麗な酸が保持されるので長期熟成を可能にします。

シャンパーニュの法定熟成期間はノン・ヴィンテージで15カ月以上、ヴィンテージが36カ月以上となっていますが、ランソンはノン・ヴィンテージで48カ月以上、ヴィンテージは108カ月以上と遥かに長い期間熟成させています。 この熟成により酸の角もまろやかに、泡の柔らかく滑らかになり、活き活きとした酸味のフレッシュさは残しつつもエレガントで複雑な個性際立つシャンパーニュが生まれるのです。