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今月のバイヤーおすすめワイン【2025年10月】

UNCORKではワインのインポーターモトックスが世界中から仕入れたワインを取り扱っています。ワインの仕入れに欠かせないのは『バイヤー』。モトックスでは国ごとの担当バイヤーが世界中から日々美味しいワインを選び、仕入れています。
今月テイスティングした中で、バイヤーが「これ、いいな!」と感じた「今飲んで欲しいワイン」をご紹介します。
今月テイスティングした中で、バイヤーが「これ、いいな!」と感じた「今飲んで欲しいワイン」をご紹介します。
フランス担当おすすめ:カシー 白
プロヴァンスの知られざる銘醸地「カシー」を代表する生産者が造る海を感じさせるミネラリックな白ワイン。カシーの地で1870年からワインづくりを行う生産者。地中海沿いのテラス式の段々畑にブドウが植えられているとても美しい地域になります。
クロ・サント・マグドレーヌは自然に寄り添ったワイン造りを心掛けており、2023年まではビオロジックの認証を受けていました。
ただ、昨今の気候変動に対応するため2024年には認証から脱退。自然を大切にする今までの信念、化学薬品は使わないというポリシーはそのままにより柔軟に状況に対応していく体制に生まれ変わりました。
潮風を受けて育ったブドウから造られるワインは、海を想わせるようなミネラリックで爽やかな印象を与えてくれます。
2024ヴィンテージは酸が綺麗に残ったクラシカルな味わいで、魚介類を使ったお料理に本当によく合います。
是非お試しください。
イタリア担当おすすめ:リフージョ プリミティーヴォ コンティ・ゼッカ
「南イタリアのプーリア=濃いワイン」というイメージが一般的には強い中、そんな固定概念を良い意味で裏切ってくれるワイン。土着品種であるプリミティーヴォらしい明るい果実感や凝縮感を持っていながら、こんなに透明感やエレガントさもあるのかと驚かされます。
コンティ・ゼッカで大切にされている考え方は、「ワインを通して土地の表現を伝える」こと。
それを表すかのように、色や性質も全く異なる土壌をもつ複数の地域にわたって畑を所有しており、それぞれの品種やワインに適した畑を選択しています。
このリフージョ プリミティーヴォは、砂質や石灰質を含む水はけの良いシルト・ローム質土壌が広がるVeglie(ヴェリエ)地域の畑で栽培されており、房が健全かつ均一に熟し、糖と酸がバランスよく凝縮されます。
そのブドウを大樽で1年間熟成させることで、品種の表現をそのまま保ったまままろやかなワインに仕上がります。
リフージョは、ワインの味わいだけでなくペアリングでも意外な驚きを見せてくれます。
お肉を使ったパスタやお肉料理はもちろんですが、ソースに質感のあるお魚のグリルや味噌焼きなどとも相性が良く、新たな発見があるかもしれません。
これからワインを楽しみたい方からプロの方まで、ぜひ試していただきたい1本です!
Craftsake担当おすすめ①:AMARTA アマルタ
奈良・吉野の自然の中で育まれた日本酒「AMARTA」。 蔵付きの天然酵母で醸され、吉野杉で造られた木桶で醗酵しました。<コメント> 豊かな自然と繊細な職人の技により時間をかけて生み出されたお酒「Craft Sake Natural Series」より。奈良・吉野の自然の中で生まれた「AMARTA」は吉野産杉材で出来た木桶でゆっくりと醗酵。手造りで仕込まれた貴醸酒です。
蜂蜜のようなトロリとしたテクスチャーと金柑を思わせる芳醇さ、アフターには苦味が重なります。お肉との相性が良く、特に脂身のある和牛ステーキがおすすめです。【Kura Master 2024 金賞受賞】
Craftsake担当おすすめ②:AMEGAERI アメガエリ 純米大吟醸
寒暖差の大きな四国の山間部で生まれた日本酒「AMEGAERI」。 エレガントな酸味が楽しめる純米大吟醸です。<コメント> 豊かな自然と繊細な職人の技により時間をかけて生み出されたお酒「Craft Sake Natural Series」より。高知県の山奥、棚田の広がる土地で生まれたお酒「AMEGAERI」はアメガエリの滝より命名されました。
ラベルに描かれた蝶、トンボ、鳥が美しい自然を表現しています。パワフルでありながらもエレガントで柔和な味わい。優しさと強さを併せ持つ、唯一無二な純米大吟醸です。 【Kura Master 2024 金賞受賞】













