生産者情報
グレッツァー・ディクソン
バロッサ・ヴァレーの銘醸「グレッツァー」の一族ニック・グレッツァー氏によって2008年に設立。名家の生まれでありながら、1代でタスマニアの名門ワイナリーへと成長させました。ロンドンのコンペティションで「将来を担う醸造家50人」に選出されるなど、世界が最も注目するワイナリーです。
生産地
タスマニア
冷涼な気候が特徴のワイン生産地で、特にピノ・ノワールやシャルドネの極めて重要な産地になりつつあるタスマニア州。北海道のちょうど8割に当たる広さの島で、そのうち約4割が自然保護区としてされ広大な原生林が残されている、そんな自然環境を活かしたサステイナブルなワイン造りが進められています。大手ワイナリーがスパークリングワインの原料供給地として畑を展開する一方で、地元の個人による小さな造り手がワインを造る、という2つのスタイルが存在する州です。
生産地情報
| 原産国 | オーストラリア |
|---|---|
| 地方名 | タスマニア |
| 地区名 | ティマー・ヴァレー&ダーウェント・ヴァレー |
| 品質分類・原産地呼称 | タスマニアG.I. |
商品情報
| 色 | 赤 |
|---|---|
| 種類 | スティルワイン |
| 味わい | フルボディ |
| 品種 | ピノ・ノワール 100% |
| アルコール度数 | 13.5% |
| 飲み頃温度 | 14℃ |
その他
| ビオ情報・認証機関 | サステナブル |
|---|---|
| 醗酵 | オープン・ファーメンター(天然酵母 / 30%全房醗酵で除梗した30%の茎を投入) |
| 熟成 | フレンチオーク樽 16カ月(新樽なし/500L) |
- 品番:
- 618725












名門一家から誕生したタスマニアで最も革新的なワイナリー
日本でもカルトワインとして知られる伝説のシラーズ「アモン・ラ」を造るバロッサ・ヴァレーの銘醸「グレッツァー・ワインズ(Glaetzer Wines)」。この一族ニック・グレッツァー氏が冷涼地のシラーズとピノ・ノワールに憧れを持ち、2005年にタスマニアに移住、 2008年にワイナリーを設立し、一代でタスマニアの名門ワイナリーへと成長させました。
2011年にタスマニアワインとして初めてオーストラリアで最も権威のあるワイン賞「ジェイミー・ワトソン・メモリアル・トロフィー」を受賞。同年「ヤング・ワイン・メーカー・オブ・ザイヤー」や2019年のWSET(ロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関)主催のコンペティションで「将来を担う醸造家50人」に選出されるなど、いまや「タスマニア」を世界的なワイン産地へと押し上げた存在となりました。
タスマニアの気候と品種の特徴を活かしたワイン造り
ニック氏は世界のワイナリーでキャリアを積んだ経験を活かしてブドウ品種の特徴に合わせた方法でワインの醸造を行っています。 ピノ・ノワールは冷涼なタスマニアでブドウの成熟速度が遅く、ブドウの実はもちろん茎や種もしっかりと熟すことで赤ワインに欠かせない上質なタンニンを取ることが出来るため、一部で全房醗酵を行います。低温浸漬やマセラシオン・カルボニックなどを行い、ブドウの状況を見て様々な醸造方法を実践しています。