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リースリング特集 | 甘口?辛口? あなたのお好みのタイプはどれ?

毎年3月13日は「国際リースリング・デー International Riesling Day 」。この日は、リースリングというブドウ品種が初めて文献に登場した1435年3月13日にちなんでおり、この香りの豊かで多様な白ワインは世界中のワインラヴァーから愛されています。この特集では、極甘口から辛口までバラエティ豊かな味わいを生み出すリースリングの魅力とおすすめリースリングワインをご紹介します。
リースリングってどんなブドウ?
世界でもっともリースリングを栽培しているのは発祥地といわれるドイツ。2位がアメリカ合衆国(なかでもワシントン州)、そしてもう一つの伝統国フランス(アルザス地方)が3位と続きます。このアルザス地方では白ブドウの高貴品種とされている4品種のうちのひとつとされ、重要な品種に位置づけられています(リースリングのほかはゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカです)。
リースリングワインの特徴
リースリングワインの味わいは、気品にあふれた繊細なタイプです。最大の特徴が「酸味が強い」こと。鋭利な酸、骨太な酸、一本筋が通った酸・・・など、様々な言い方で酸味の豊かさが表現されます。しかし、ただ酸っぱいわけではなく、果実の風味が豊かであることがリースリングワインの魅力です。
<香り>
白い花、洋梨の香りが全般的に感じられます。フレッシュなタイプだとさらに青リンゴ、グレープフルーツのような爽やかさと、みずみずしい白桃を想わせるアロマがあります。
熟成したリースリングワインからは熟した黄桃、パッションフルーツ、パイナップルのような熟度の高いフルーツのアロマがあります。また熟成が進むと石油のような香り(ぺトロール香)を帯び、クリーミーで複雑な風味になってきます。
<ぺトロール香>
「石油のような」とも表現される香りで、TDN(トリメチルデヒドロナフタリン)というブドウのもつカロチノイドが醸造や熟成によって分解されることで生成される物質が原因です。TDNはどんな品種のブドウ品種にも含まれていますが、リースリングはTDN、カロチノイドの含有量が最も高い品種のひとつであり、また、ほかの芳香成分が少ないためぺトロール香が目立つようになります。
すべてのリースリングワインは、一定の熟成期間を過ぎるとぺトロール香が現れます。熟成を経て現れるぺトロール香は、リースリングの果実香と溶け合って大変優れた香りになります。
リースリングワインの選び方
そんなバラエティに富むリースリングワインからマイベストな1本に巡り合うためには、まずは「どんなタイプが好きか」を見つけることが重要です。ということで、今回は味わいのタイプ別におすすめリースリングワインをご紹介していきます。特に甘口~辛口は同じ生産者が手掛ける、同価格帯で揃えてみましたので、1本ずつ飲み比べてみて自分好みのタイプを探してみてください。
リースリングワインの楽しみ方 タイプ別おすすめペアリング
リースリングワインと食事を合わせるポイント
・辛口は「シンプルな料理」、「脂・油を感じる料理」例:天ぷら、グリルした豚肉
・やや甘口は「甘辛いタレ・煮込み料理」
例:照り焼き、豚の角煮
・甘口は「スパイス&辛味料理」
例:カレー、唐辛子を使ったエスニック料理
タイプを変えれば前菜からデザートまで合わせられるほど、懐が深いリースリングワイン。いつもは辛口ワインしか飲まない!という方も、いろいろなタイプをお試しください。

















