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ジュヴレ・シャンベルタンの特徴とおすすめの選び方

ジュヴレ・シャンベルタンの特徴とおすすめの選び方

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フランス屈指のワイン銘醸地であるブルゴーニュ地方の中でも、最高峰の赤ワイン産地の1つとされ、あのナポレオンも愛したと伝えられるジュヴレ・シャンベルタン。ここでは、この村のワインの特徴に加えて、おすすめの選び方をソムリエがわかりやすく解説します。

ジュヴレ・シャンベルタンの特徴は?

この村から生み出されるワインの特徴は『男性的』と表現されるごとく、パワフルで奥深く、カシスなどの黒系果実やスミレの花、また森の土のような野性的なニュアンスを持ち、その熟成ポテンシャルの高さから、しばしば『ブルゴーニュの王』とも表現されます。

この村で造られるワインはピノ・ノワール種100%で仕立てられ、長期熟成に向き、瓶詰めから5年前後で飲み頃を迎え、最上のものは数十年の熟成に耐えることから、世界中のワイン・ラヴァーを虜にしています。

おすすめの選び方は?

ジュヴレ・シャンベルタンは、ブルゴーニュの心臓部であるコート・ドールの北部に広がる、『ピノ・ノワールの聖地』として知られるコート・ド・ニュイの中でも最大の栽培面積を誇る産地であるため、品質や価格、そしてスタイルは畑やドメーヌによってさまざま。ゆえにどう選べばいいか難しい生産地の代表でもあります。

そこでこの特集では、『畑の格付け』と『ヴィンテージ』という2つのポイントで、ワインの選び方をご紹介します。

畑の格付けで選ぶ

グラン・クリュ

格付ピラミッドの頂点に君臨し、ブルゴーニュ総生産量のわずか1.5~2%程度といわれるグラン・クリュ(特級畑)はジュヴレ・シャンベルタン村に9つ存在し、価格も1本7万円前後~と高額です。

結婚式や退職祝いなど、特別な日に大切な人と一緒に味わいたい、また特別な人にとっておきの1本として贈りたい世界最高峰の赤ワインです。

【畑ごとの特徴】

シャンベルタン(CHAMBERTIN)
圧巻の強靭さと繊細さを併せもつ別格の味わい。

シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ(CHAMBERTIN CLOS DE BEZE)
桁違いの香り高さと芸術的なまでに精緻な舌ざわり。

マジ・シャンベルタン(MAZIS CHAMBERTIN)
みなぎる果実味とはじける酸味、圧倒的なタンニンの野性味溢れる味わい。

リュショット・シャンベルタン(RUCHOTTES CHAMBERTIN)
研ぎ澄まされたミネラル感と酸。洗練されたきめ細やかな味わい。

ラトリシエール・シャンベルタン(LATRICIERES CHAMBERTIN)
軽やかでエレガント。緻密でしなやかな品格。

シャルム・シャンベルタン(CHARMES CHAMBERTIN)
みずみずしい果実味と上品でソフトな口当たり。

マゾワイエール・シャンベルタン(MAZOYERES CHAMBERTIN)
静謐な繊細さと硬質な力強さを併せ持った味わい。

シャペル・シャンベルタン(CHAPELLE CHAMBERTIN)
きめ細やかで軽快な中にも、存在感のある濃密な果実味。

グリオット・シャンベルタン(GRIOTTE CHAMBERTIN)
芳醇な果実感を持ちながら、活力のある酸や存在感のあるミネラルも印象的。

プルミエ・クリュ

最高峰のグラン・クリュにつぐ、傑出した格付であるプルミエ・クリュは、ブルゴーニュ総生産量の約17%といわれ、ジュヴレ・シャンベルタン村に26つ存在します。1本2万円前後~とグラン・クリュに比べると手が届きやすい価格帯であることも魅力です。

またジュヴレ・シャンベルタンの個性が際立ち、畑のポテンシャルが十分に発揮されるのはプルミエ・クリュ以上からといわれることもあり、畑ごとのテロワールの違いを味えることもプルミエ・クリュの醍醐味です。

ジュヴレ・シャンベルタンのプルミエ・クリュは、北部・中間部(ラヴォー渓谷)・南部の3つに分かれ、それぞれ異なる個性を持つといわれます。ここではエリア別におすすめのプルミエ・クリュをピックアップしてご紹介します。

【北部斜面エリア】

豊富な日照量と吹き抜ける風の影響でより緻密でエレガントな味わいになるといわれています。

ラヴォー・サン・ジャック(LAVAUX ST JACQUES)
ラヴォー渓谷の入り口に位置し、真南を向く日当たりの良さと、谷底を流れる冷風のギャップが生み出す凝縮度と複雑さが魅力の区画です。

【中間部の渓谷エリア】

渓谷扇状地特有の風や土壌、天候の影響でより繊細な味わいになるといわれています。

フォントニー(FONTENY)
マジ・シャンベルタンやリュショット・シャンベルタンのすぐ傍に位置し、痩せた土壌が生み出すパワフルな果実味とミネラル感が印象的です。

【南部エリア】

グラン・クリュが集積するエリアで、グラン・クリュに隣接する畑が点在します。

プティット・シャペル(PETITE CHAPELLE)
シャペル・シャンベルタンに隣接する風通しの良い区画で、軽快でなめらかな味わいが魅力です。

ラ・ペリエール(LA PERRIERE)
マジ・シャンベルタンに隣接し、ソフトで繊細な味わいが特徴。若いうちは花のようなニュアンスですが、熟成するとより野性的な印象が加わります。

ヴィンテージで選ぶ

これまで畑ごとの選び方を見てきましたが、同じ畑・同じ生産者でも、その年の気候によって味わいが変化することもワイン選びを難しくしているポイントです。1度として同じ気候はなく、生産者は毎年めくるめく変わる気象状況に合わせてあらゆる工夫を凝らします。

そのようにして造られた、その年にしか出せない味わいを愉しめるのもワインの醍醐味の1つです。ただ近年、ブルゴーニュのワインは高騰を続け、特にオールドヴィンテージはなかなか手が出せません。そこでここでは、まだ価格が上がりきっておらず、お買い得な直近のヴィンテージ情報をご紹介します。

【2023年】

豊かなアロマとバランスの取れた果実味を持ち、早くから愉しめるヴィンテージといわれています。観測史上稀にみる暖かい1年で、特に秋は過去100年以上で最も高温を記録した年となりました。

夏に局地的な雹害や不安定な気候に見舞われましたが、春の穏やかさと8月後半の暑さが実りを助け、熟成後は深みと上品さを備えた味わいが期待され、有望な仕上がりと評価されています。

【2022年】

例年より2週間ほど開花が早まるなど、1年を通して非常に温暖で乾燥した年となり、タンニンの力強さや骨格が非常に顕著で熟成ポテンシャルが高いヴィンテージといわれています。

一時は猛暑や干ばつの被害が懸念されましたが、8月中旬の雨がブドウの成熟を助け、高品質で奥行きのある仕上がりと評価されています。

番外編:ヴィエイユ・ヴィーユを選ぶ

ヴィエイユ・ヴィーユはフランス語で「古木」を指し、文字通り樹齢の高い樹から造られます。(ラベルには頭文字を取り、「V.V.」と記されることもあります)ヴィエイユ・ヴィーユを名乗るための正式な規定は存在しませんが、フランスでは一般的に樹齢30~40年以上くらいといわれています。

古樹は地中に根が深くはりめぐらされている分、味わいがブレず、畑の個性がワインに現れやすいと言われており、また収量が少ない分、果実味が凝縮し、より奥深く、複雑で立体感のある味わいが特徴です。非常に希少であるにも関わらず、価格はプルミエ・クリュよりお手頃であることも多く、お値段以上の掘り出し物が見つけられることが大きな魅力となっています。