生産者情報
シャンパーニュ・ボーモン・デ・クレイエール
1955年設立の生産者協同組合。約80haの畑を240名の栽培家が担当、それぞれの畑は1haにも満たないため、限りなく手間をかけた栽培が可能。クール・ド・キュヴェと呼ばれる最高純度の第一搾汁を使うことにこだわり、長期熟成に耐えうる洗練されたスタイルのシャンパーニュを造り出しています。
生産地
シャンパーニュ
世界最高峰と称されるスパークリングワインの産地であるシャンパーニュ地方は、パリから140kmほど東に位置するフランスでも最も重要な産地の1つです。シャンパーニュとはこの産地の名前でもあり、ここで造られ厳格な法則に則った瓶内二次発酵した発泡ワインのみがこの名前を名乗ることができます。メゾン、と呼ばれる大手生産者がシャンパーニュ生産量の約7割を占めていますが、協同組合やレコルタンと呼ばれる栽培農家が生産したシャンパーニュなどからも個性をはっきりと感じることができるシャンパーニュを造っています。
生産地情報
| 原産国 | フランス |
|---|---|
| 地方名 | シャンパーニュ |
| 品質分類・原産地呼称 | A.O.C.シャンパーニュ |
商品情報
| 色 | 白 |
|---|---|
| 種類 | スパークリングワイン |
| 味わい | 辛口 |
| 品種 | シャルドネ 100% |
| アルコール度数 | 12.5% |
| 飲み頃温度 | 6℃ |
その他
| ビオ情報・認証機関 | リュット・レゾネ |
|---|---|
| 醗酵 | 瓶内二次醗酵/ステンレスタンク |
| 熟成 | デゴルジュマンまでの熟成期間 最低84カ月 |
| 土壌 | 白亜質土壌 |
- 品番:
- 619234












最高純度を誇る「キュヴェの心臓」を100%使用
ボーモン・デ・クレイエールのシャンパーニュを決定的に特徴づけるのは「キュヴェの神髄」と呼ばれる「クール・ド・キュヴェ(ハートのキュヴェ)」の存在です。 一般にキュヴェと呼ばれる第一搾汁のわずか半分しか得られないクール・ド・キュヴェは、キュヴェの中でも最高の純度を誇り、ピュアで繊細な味わいと高い酸度があることが特徴です。
品質は素晴らしくも特別な設備と手間がかかるために、ほとんど誰も使うことがないこのクール・ド・キュヴェこそが、ボーモン・デ・クレイエールのスタイルである「ドライでフレッシュ、キレのある味わい」を生み出す理由です。 驚くべきことに「ボーモン・デ・クレイエール」のミレジム(単一年)ワインはこの「クール・ド・キュヴェ」を100%使用するという大変贅沢な造りをしています。
畑から醸造まで完全自社生産
「ボーモン・デ・クレイエール」の特徴の1つが、シャンパーニュでは非常に稀な「自社畑と自社設備による完全自社生産」。 スティルワイン造りと異なり古くから分業が進んだシャンパーニュ地方では、ブドウを買い付け、圧搾は専門業者で行うといったスタイルが一般的ですが、品質や安定供給を追求する上では、他社に任せる部分が増えるほど管理が難しくなります。 クオリティを上げるためには、生産のあらゆるプロセスでの「選別」の精度を上げることが重要ですが、「ボーモン・デ・クレイエール」の自社畑86ヘクタールという規模は、大き過ぎず小さ過ぎず、一人の人間の管理が行き届く規模で、メゾンのスタイルを実現することが可能となります。