更新
ガラスを極限まで薄くした高品質なグラスは、ワインの繊細な風味まで気づかせてくれます。 しかし、いかにも繊細に見えるワイングラスを割ってしまうのではないかと、棚にしまいがちになっていませんか?
お手入れのコツを抑えれば、お気に入りのワイングラスを曇りなく輝きをキープしたまま、長く愛用することができます。ワイングラスの「洗い方」と「拭き方」、そして、「保管方法」について、ワインのプロが実践しているお手入れ方法をご紹介します。
もう割らない!ワイングラスの洗い方
▷ Point1 「酔っているときは洗わない!」
▷ Point2 グラス専用の柔らかいスポンジで
▷ Point3 ボウル部分を包むように優しく持つ
▷ Point4 すすいだ後は、すぐに拭く
輝きをキープ!ワイングラスの拭き方
▷ Point1 大きめサイズのグラス拭きで
▷ Point2 ボウルの外側を包み込むように持つ
▷ Point3 台座部分を包み込むようにして
グラスの保管方法
ワインのプロが愛用するワイングラスのお手入れグッズ
まとめ
YouTubeで詳しく!プロが家で実践しているワイングラス洗い方・拭き方
もう割らない!ワイングラスの洗い方
▷ Point1 「酔っているときは洗わない!」
まずは、「酔っているときは洗わない!」です。
ワイングラスを最も割ってしまうシーンはグラスを洗う時。
大切なワイングラスを洗わずに放置するのは気が引けますが、酔っているときは手元が大雑把になりがちです。洗っているグラスを蛇口にぶつけてしまったり、シンクに入っている他のワイングラスに当ててしまったり・・・。
酔っているときは何もせず、グラスは安定する場所に置いておきましょう。
グラスの底に残ったワインが乾くことで固まりますが、ぬるま湯を使えば落とせます。色素の付着が気になる場合は、キッチン用の漂白剤を少し垂らしてすすぎ、普段通りに洗えば大丈夫です。
▷ Point2 グラス専用の柔らかいスポンジで
グラス専用のスポンジを用意するのがおすすめです。油汚れが付いたお皿を洗ったスポンジでグラスを洗うと、グラスに油分が付着してガラスが曇る原因に。スポンジは、グラス用と食器用を分けてみてください。柔らかいスポンジをグラス用にすると、グラスを傷つけることなく、グラスの形状にスポンジが自然に添うので不要な力を入れずに洗うことができます。
ご家庭用の中性洗剤をスポンジに含ませて、ぬるま湯(40℃~45℃ぐらい)で優しくグラスを洗います。