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ワインは温度変化や湿度の変化に非常に敏感な為、 長期保存や美味しく飲むには温度管理が必要です。
今回はワインを美味しく飲むために大事な「2つの温度」、ワインの保存方法や、長期保存を可能にするワインセラーについて解説していきます。
今回はワインを美味しく飲むために大事な「2つの温度」、ワインの保存方法や、長期保存を可能にするワインセラーについて解説していきます。
ワインにとって大切な「2つの温度」
ワインを美味しく楽しむために大事な温度は2つあります。1つ目は「ワインの飲み頃温度」、そして2つ目は「ワインの最適な保存・保管温度」です。
ワインの飲み頃の温度
一番美味しく感じる温度は、そのワインのタイプによって違います。それぞれのワインのおいしい目安温度帯を知っておくとワインをもっと楽しむことができます。
赤ワイン
赤ワインの飲み頃の温度目安は14~16℃です。コルクの乾燥を防ぐ為横向きで保管します。
白ワイン
白ワインの美味しく飲める温度は8~12℃です。新鮮な果実味を維持する為、低めの温度が適しています。
オレンジワイン
オレンジワインは赤ワインと白ワインの中間で、11~15℃が適した温度となります。
スパークリングワイン
スパークリングワインの適した温度は6~8℃と最も低い温度です。保存温度により新鮮な泡立ちに影響が出ます。
ワインの最適な保存・保管温度
ワインの生産地では「カーヴ」と呼ばれるワイン貯蔵庫の中で年間を通して12~18℃くらいで保管されています。一般的に、温度が高い場所でワインを保存しているとワインの熟成が早まってしまいます。
温度が高いところではなくても、急激な温度変化というものが一番ワインにストレスを与えてしまいます。
大事なことは「ワインの保管に適した温度」そして「温度が一定の場所で」の保管、保存をすることです。
温度以外のワインの保存・保管に影響する要因
温度だけでなく湿度の管理も必要で、理想的な湿度は65~80%です。湿度が高すぎるとカビが生える可能性があり、
低すぎるとコルクが乾燥し開けづらくなることや酸化が加速する場合があります。
また、直射日光や蛍光灯の光に継続的にあてるとワインが変色する場合があります。
スクリューキャップの場合を除いて、ワインはコルクの乾燥を防ぐため、横向きでの保管が一般的です。
こういった温度、湿度、遮光など全ての条件において、最も適した環境を作り出してくれるのが「ワインセラー」です。
購入してすぐに飲んでしまう場合は別ですが、長期保存を考えている場合はワインセラーでの保管をおすすめします。
UNCORK取り扱いのワインセラーシリーズ
おすすめワインセラー
ワインセラーの中には、1台で2つの異なる最適温度を設定することのできる、 「2温度対応」の商品もあります。最適温度の違う赤ワインと白ワインの2種類など、 同じ庫内で管理することが可能です。 ワインだけでなく日本酒や焼酎、ビールも同時に保存できるコストパフォーマンスに優れた商品です。ワインセラーを冷蔵庫で代用
温度を一定に保つワインセラーがないという方には、 冷蔵庫の野菜室で横向きの保存がおすすめです。冷蔵庫は温度と湿度が低めの設定の為長期保存には向きません。
開封後のワインは栓をして冷蔵庫に入れることで2~3日は保存することができます。
開封済み・抜栓後のワインの保存方法
すでに開けてしまった飲み残しのワインはすぐに酸化が進んでしまう為、空気に触れさせないことが最も重要です。
UNCORKではボトルに被せるだけの酸化防止ワインストッパーや、
ワインと酸素の接触を遮断するアルゴンガス商品を取り扱いしています。